イル・ポッツォーネ・トスカーナ・ロッソ2020 ジャコモ・バラルド
「ワインの科学」の著者でもあるJamie Goode(ジェイミー・グッド)氏に見出され高く評価されている造り手。
●産地:イタリア/トスカーナ
●ブドウ品種:サンジョヴェーゼ
●容量:750ml
●赤ワイン
ヴァーゼンハウスと同じくドメーヌ・モンティーユで修行を積んだ造り手。
前代未聞の畑内醗酵を実践する唯一無二の生産者でもあります。
トスカーナで造ってもどこかブルゴーニュ的で、洗練された美味しさは只者出ないことは誰が飲んでも明らかです。
サンジョヴェーゼ100%で造られるトップ・キュヴェの一つです。
以下インポーター資料です。
(2024.5 入荷時の資料)
品種:サンジョヴェーゼ
樹齢:1975年に植樹。アルコール:13.5%
畑・土壌:
ピアッツェ、貝殻と石灰岩が多く存在するシルト・粘土、砂質凝灰岩。南東向き。標高340m
醸造・熟成:
自生酵母で30日間かけて発酵。25%を全房。バリックでMLF。オークバレルで18か月、ステンレスタンクで6か月、18か月瓶熟成。
特徴:
ブドウ畑の真ん中に位置する井戸にちなんで名づけられました。爆発的な果肉の風味を貝殻の欠片と石灰がもたらす塩気とフレッシュな酸でバランスを取っています。古いブドウ畑からボディと個性のあるサンジョヴェーゼ。レッドベリー、ブラックベリーの香り。3つのサンジョヴェーゼ クリュの中で最も“寛大”で豊かな味わいです。包み込むようなエレガンス。大らかなタンニン、現時点から楽しめ、熟成すると明らかな個性を持った複雑なワインになります。
ジャコモ・バラルド トップワインのひとつです。DIAM10コルク。抜栓直後は広大な奥行きを予見させる静寂の立ち上がり。チェリー、ラズベリー、時間と共にゆっくりと水平に広がっていきます。液体の摩擦の柔らかさ、微粒子的なタンニンが特徴的なポッツォーネ。要素の多さ、色彩がハレーションを起こすようなグラデーション。そして消えたと思わせて残像が時間差で背後から踏みしめながら追い抜いていく果実の余韻が本当に印象的。複雑に絡み合いながらも万華鏡のように美しく難解さを押し付けずに魅了していきます。
(2024年4月 村岡)
(インポーター:オルヴォー)
商品コード:17528
ジャコモ・バラルド(Giacomo Baraldo)
ドイツのヴァーゼンハウスと同じくドメーヌ・モンティーユで修行を積んだ造り手ジャコモ・バラルドのご紹介です。
前代未聞の畑内醗酵を実践する唯一無二の生産者でもあります。
「ワインの科学」の著者でもあるJamie Goode(ジェイミー・グッド)氏に見出され高く評価されています。
トスカーナで造ってもどこかブルゴーニュ的で、洗練された美味しさは只者出ないことは誰が飲んでも明らかです。
以下インポーター資料より抜粋しました。
日本でも活躍の目覚ましいDomaine Montille(ドメーヌ・モンティーユ)
にて研鑽を積んだ造り手。
Wasenhausの当主アレックスとはモンティーユでの同級生となります。
ボルドーのマルゴーやグラーヴ、そしてブルゴーニュ。
南半球のニュージーランドでは今でもワインを造っています。
イタリアワインの販路を持たない弊社ですが、彼の造り手としての実力、畑の中で発酵させる未聞の手法自らを“No Natural”自然なままではなく
人の力でワインは導くという主張にも共感出来るものがありました。
力強く塗りつぶすようなサンジョヴェーゼではなく赤と黒のグラデーションで描くような世界観。
酸とタンニンが強いこの品種は水平的で果実味のグラデーションにやや欠ける印象もあります。
キャンティ的に白ブドウを混ぜて脱力させるか自然派的なアプローチで輪郭を滲ませるか。
そのどちらでもなく、ジャコモの言葉を借りるなら“ピノを目指す”サンジョヴェーゼ、陰影を描く果実。
この品種で精神に訴えかけうるベクトルは極めて希少です。
そして前代未聞の畑内発酵ワインは熟成感とフレッシュさが同居したような枯淡で描く世界。
アタックではなく野性味と果実の奥行きの世界は今は無きブルゴーニュの造り手を想起させてくれます。
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