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リュペール・ルロワ・ロゼ「1609」2015

通常価格
14,080円 (税込)


オヴェルノワとヴエット・エ・ソルヴェのベルトラン ゴトローを師と仰ぐ、リュペール ルロワのシャンパーニュです。


※お一人様1本限りの販売とさせて頂きます。


以下インポーター資料です。

品種:ピノ・ノワール

灰色をした粘土が主体の粘土石灰質土壌の区画に植わるピノノワールで造られるキュヴェで、ブラン ド ノワールであるレ コニョーに対してセニエで造られるロゼ。ステンレスタンクで澱と一緒に9ヶ月ほど熟成。さらに2年ほどの瓶内熟成を経てドサージュなしで完成させます。

華やかな香りと鮮やかな色調から想像される以上にしっかりとドライな飲み口で、コントラストのはっきりとした味わい。硬質なミネラル感と品の良い酸、甘い雰囲気こそないもののワインに厚みを与えているいきいきとした果実味が特徴。グラスを重ねても飲み疲れのしない圧倒的な飲み心地が大きな魅力。

(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:18453
  • 750ml
  • ロゼ・泡
  • 自然派
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  • 生産者情報

リュペール・ルロワ(Ruppert Leroy)


以下インポーター資料です。

ブルゴーニュ地方との境界にほど近い、オーブ県 エッソワ村の外れに拠を構えるリュペール ルロワは、次世代を担うシャンパーニュの造り手として、2009年にその歩みをはじめました。
現在はエマニュエル ルロワとベネディクト リュペールの二人によって運営されているリュペール ルロワですが、
その歴史の源流はベネディクトの父であるジェラール リュペールの時代にさかのぼります。
父ジェラール リュペールは、そのキャリアを通じてブドウ栽培に専念し、生産したブドウを全て協同組合に販売して生計を立てていました。
しかしながら、1970年代から畑の一部においてビオロジック栽培を採用し、 年を追うごとにその面積を拡大していきます。
1970年代といえば化学農薬全盛の時代であり、またシャンパーニュでは質よりも量を求められていた時代です。
この時期にすでに、畑に向き合い、自然環境を尊重する栽培を心がけ、それを通じて質の高いブドウを生み出すべく努力を重ねていた稀有なブドウ栽培者でした。
そんなジェラールの崇高な精神は、娘であるベネディクトにしっかりと受け継がれます。

そんな彼女たちが歩みを進める上で、知人のシャンパーニュ生産者から「自然な」ワイン造りを志すならとジュラのピエール オヴェルノワの訪問を勧められました。
オヴェルノワと言えばフランス自然派ワインの世界で、その礎を築いた伝説的な生産者として知られる人物なのですが、
なんとベネディクトたちはその名前も存在も知らず、ただ勧められるがままに彼のもとを訪ねました。
その突然の訪問客に対して、ピエールは多くの時間を割き、彼のワイン造りの哲学やテロワールの魅了をどうボトルに封じ込めるのかを熱っぽく語ってくれたといいます。

「あの伝説のオヴェルノワを知らずに訪ねたなんて、今となっては笑い話でしかないのですが。
もし彼の事を知っていたら、あんな風に気軽に訪ねる事はできなかったかもしれませんね。」

これを機会に、ベネディクトたちは、オヴェルノワをワイン造りの父として敬い、シャンパーニュという土地での真実のワイン造りという大いなる挑戦がはじまります。
ワイン造りの精神的支えがオヴェルノワであるとしたら、実質的な支えとなった人物がいました。
エッソワ村からわずか15kmほどという距離にあるビュキシエール シュール アルス村に居を構えるベルトラン ゴトロー(ヴェット エ ソルベ)その人です。
物理的な距離も志も近いベルトランからも多くのインスピレーションとサポートを得て、ベネディクトたちは理想のワイン造りに突き進みます。

畑においては、ブドウの生態を尊重し、それぞれの区画や土壌の個性を素直に表現できるようにと一部ビオディナミのコンセプトを取り入れた自然な栽培を行います。
例えば、畑の土を固めないためにと重量の軽いトラクターを用いたり、
収穫したブドウにダメージやストレスを与えないように醸造所へと運ぶ工夫を重ねたりと土とブドウを尊重した栽培を行っています。

醸造段階においては酸化防止剤となる亜硫酸の使用を抑えるよう努め、熟成段階においても同様に使用を避けます。
また熟成中のワインへのストレスを最小限にとどめるためにと美しい木材やわらレンガなどを用いて新しいセラーも建設しました。
そうしたあらゆる努力と工夫の結果、2013年ヴィンテージには熟成中のワインへの亜硫酸添加を行わずにワイン造りを行うことができるようになったと言います。
ワイン造りにおける彼女たちのもうひとつの重要なこだわりは、それぞれのワインは土壌の特性ごと、個性の違う区画ごとにブルゴーニュ的なアプローチで別々に造り分けることです。
そうすることによってその土地、その区画からしか生まれないオリジナリティのある風味を表現することを目指しています。

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