以下販売元資料より抜粋しました。
◆ ワイナリー情報 ◆
室伏ワイナリー(山梨県・山梨市)
室伏(むろふし)ワイナリーは日本ワインの品質を向上させた重要人物の一人である小林剛士さん(通称つよぽん)が 2021年に山梨市牧丘町室伏に立ち上げた、
最大生産規模15万本のキャパシティを持つ中規模ワイナリー。
小林さんは四恩醸造時代の2007年頃に衝撃のゆるうま~ワインを恐らく日本で初めて造り、日本ワインの新たな魅力を大いに広めた方。
そういった点で間違いなく先駆者のひとりである。
そんなカリスマ的人気を博してきた小林さんが、日本ワイン界を活性化し、さらに発展させるために新たな挑戦の場として選んだのが、
高品質なワインを造る中規模ワイナリーを興すこと。
日本ワインを健全に広めるには「誰もが簡単に入手できて、しかも美味しい」というワインの存在が重要だが、現状ではあまりに少ない。
優良生産者のワインは高品質だが生産本数が少なく、常に入手困難。
一方で入手しやすい中規模生産者のワインは、一概には言えないもののイマイチ(以前から品質に全く進歩がない)なものも多く、
そのうえ温度管理がされていない卸問屋経由で町の酒屋さんで扱われていたりする。
そういうワインを愛好家は買わないし、一般の方が飲んでも美味しいワケがない。
その一方で、つよぽん印の美味しいワインがいつでも簡単に手に入るということは、希少性がなくなるということでもある。
しかし彼に迷いは一切ない。日本ワインを健全に広めるために自分がやるべきことを果たすのみ、と覚悟を決めているのだ。
◆ 小林剛士 ◆
1976 年生まれ。山梨大学を卒業後、勝沼の老舗ワイナリーに入社し栽培を担当。
その後、横浜市にある四恩学園が 2007 年に山梨市牧丘町にワイナリーを立ち上げる際に強く乞われ栽培・醸造長に就任。
小林さんがワイナリーのあらゆる企画を立ててオープンさせ、ほぼ一人で切り盛りしていた。
ちなみにその当時から新しい発想、柔軟な発想を持ち、良い意味で過去のものをぶち壊すことを厭わないという考えの持ち主。
とはいえ人柄は至って温厚で、良い人オーラを振りまいている。
そんな彼が生み出したのが「ゆるうま~」という恐らく日本で初めてのワインのスタイル。
四恩醸造初期にすでにその味わいを完成させ、一躍大人気生産者のひとりとして知られる存在に。
四恩醸造退社後の2016 年には共栄堂を立ち上げ、委託醸造にてワイン造りを続けてきた。
そしてついに機は熟した!とばかりに 2021 年に室伏ワイナリーをスタートさせ、現在に至る。