VdFリヴレ・ブラン2020 ジェローム・ジュレ
薄旨系のエレガントなワインを生み出す人気の自然派、ジェローム・ジュレのワインです。
※生産者情報は商品ページ下部をご参照ください。
●産地:フランス/コート・デュ・ローヌ
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:ユニ ブラン、ヴィオニエ
●容量:750ml
●白ワイン
※こちらは輸入元の野村ユニソンさんが、本来のポテンシャルを発揮するまで、倉庫で熟成させ、万全の状態でリリースされたキュヴェです。
ミネラル、柑橘、カリン、花など。瑞々しい果実味と酸、ふくよかで清涼感溢れる味わいです。バランスも良くピュア感もあってとても洗練された仕上がりです。ジェロームの思入れの強いユニ ブランという品種のポテンシャルを最大限引き出した自慢のキュヴェです。
(コメント2025.2)
以下インポーター資料です。
(2025.2 入荷時の資料)
品種:ユニ ブラン、ヴィオニエ
キュヴェ名の由来はフランス語で小麦の中にある草を指しており、この草を小麦から分離させる必要があったという聖書の一節にちなんで名づけられました。ジェロームは、ユニ ブランが過小評価されている事に納得がいかず、
この品種のポテンシャルを最大限引き出す事に注力し、このキュヴェを誕生させました。一般的には地味な印象のユニ ブランですが、非常に豊かな表情を見せるワインに仕上がっています。
大樽で18〜20ヶ月間熟成させた後、無清澄、無濾過、So2添加なしで瓶詰めしています。野生の白や黄色系の花やレモンピールやプラム、花梨、レモングラス、ハチミツなどの熟した果実味やミネラル感に、鮮やかな酸が見事に絡み合います。
時間の経過と共に南国系フルーツのトロピカルなニュアンスやバター、ナッツ等の香ばしさが加わります。全体的に滑らかな味わいで、瑞々しい果実味と野花やハーブの清涼感が溢れたワインです。
(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:18669
ジェローム・ジュレ(Jerome Jouret)
<以下インポーター資料より抜粋>
アルデッシュ地区の南に位置する場所に本拠地を構えるジェローム ジュレ。
決して複雑で豊かなテロワールを備えた土地というわけではなく、いわばワイン産地としてハズレのエリア。
もともとkg単位幾らで、ブドウを協同組合に売ることで生計を立てるブドウ栽培者がほとんどだった地区で、
自家瓶詰めに挑戦し、しかも自然なスタイルのワイン造りに挑戦したジェロームジュレ。
2006年ヴィンテージのデビュー以来、年々進化を続けて素晴らしい品質のワインを送り出すようになり、現在ではこの地域を代表する人気生産者へと登りつめました。
元々、同地域のナチュラルワイン生産者の先駆者とも言える、ジル アゾーニ氏の下で研修をしていたジェローム。
この香り豊かでなめらかなアゾーニのワインに衝撃を受けて、ナチュラルワイン造りを志しました。
その後、同地方のドメーヌ マゼルでも研修を重ね、地元に戻った彼は父親の畑を引き継ぎ、
組合にブドウを売りつつ、自らの手で開墾するなど栽培面積を徐々に広げていきます。
手つかずの森に囲まれた岩だらけの急斜面には、農薬や化学肥料を使ったことのない古い樹齢のブドウの樹があり、
標高の高さとそれに由来する冷涼な気候のおかげで、ブドウはより長い時間をかけて根を張り、
そのお陰でテロワールから吸収したアロマや個性をより一層凝縮させることが出来ます。
ジェロームが師事したジル アゾーニ、ジェラール ウストリックという二人の生産者もこの地の先鋭的存在ですが、
年を重ねる毎に進化を続けていったジェローム ジュレは、名実ともにこの地域を代表する生産者となり、
オジル、ドゥ テール、マス ド レスカリダ、シルヴァン ボックなど、今や新世代の若手生産者にとってのリーダー的存在となっています。
Copyright © ワインと地酒の助次郎酒店 all rights reserved.