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アルボワ・サヴァニャン・ウイエ・グラン・キュルレ2022 ドメーヌ・ペリカン

通常価格
14,300円 (税込)


ブルゴーニュのマルキ・ダンジェルヴィーユがジュラで造る貴重なワイン(ドメーヌ・ペリカン)です。

※生産者情報はページ下部をご参照ください。

●産地:フランス/ジュラ
●呼称:アルボワ
●ブドウ品種:サヴァニャン
●容量:750ml
●白ワイン

優良畑グラン・キュルレから造られるサヴァニャンです。
土壌由来のミネラル感が特徴的で、肉厚で深みがあります。

以下インポーター資料より抜粋
(2025.4 入荷時の資料)

「GrandCuroulet(グランキュルレ)」とは2012年のドメーヌ設立時に購入した広さ5haの畑の名前でアルボワの中でも最も良い区画の1つと言われており、さらにアルボワで1番最初に葡萄が植えられた場所でもあります。購入当時、1993年に植樹された約0.3haのサヴァニャン種の畑以外は樹齢60年以上の古木で、すでに良い葡萄が収穫できなくなっていたので、ほとんどの木を引き抜いてから畑の整地を行い、2015年にサヴァニャン種とシャルドネ種を植樹しました。区画の半分は最も古くかつ最も上質な泥灰土を形成している三畳紀(トリアス紀)の灰色泥灰土、もう半分は緑色や赤色のまだらの泥灰土でサヴァニャン種にとって理想的な土壌構成になっています。北向きの風通りの良い畑なので他の区画と比べて葡萄はゆっくり成熟します。前出の混醸のサヴァニャン同様、アロマを残すために収穫の1/3をひと晩果皮浸漬をした後、350Lと500Lの樫樽、20から60hlの大樽などで醗酵させ、熟成には500Lの古樽を使用しています。土壌由来の素晴らしいミネラル感が特徴的で、肉厚で深みがあるエネルギッシュな味わいは混醸のサヴァニャンよりも風格を感じさせ、アルボワにもテロワールがあることを認識させられます。

(インポーター:フィネス)
商品コード:18376
  • 750ml

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  • 生産者情報

ドメーヌ・デュ・ペリカン(DOMAINE DU PELICAN)


以下インポーター資料より抜粋です。

このドメーヌはヴォルネー村でワイン造りをしているドメーヌ マルキダンジェルヴィルの当主ギョーム ダンジェルヴィル氏と醸造責任者のフランソワ デュヴィヴィエ氏が、
ブルゴーニュのような素晴らしいテロワールのワインを造りたいという探究心から2012年にジュラ地方アルボワの町に隣接するモンティニー レ アルスール村に設立しました。
なぜ「Pelican(動物のペリカンのこと)」というドメーヌ名が付けられたかはアルボワの歴史を振り返る必要があります。

15世紀末、神聖ローマ皇帝だったハプスブルグ家出身のマクシミリアン1世は従者と共にアルボワに滞在したことがありました。
当時は異国の動物を飼う事が貴族のステータスとなっていたため、マクシミリアン1世も異国の動物をアルボワに連れてきていました。
その動物の中には南国の鳥であるペリカンも含まれていましたが、不幸なことに1羽のペリカンがアルボワ滞在中に死んでしまいました。
その死を大いに悲しんだマクシミリアン1世はこの「皇帝ペリカン」を忘れないためにアルボワの町のエンブレムをペリカンにするように定めたのです。
また、彼の妻であるマリーは最後のブルゴーニュ公シャルルの一人娘で、夫婦一緒にペリカンを連れて散歩をしていたため、
ペリカンはアルボワとブルゴーニュを繋ぐ架け橋の役割も果たしていたと言われています。
当時ブルゴーニュ公が所有していたヴォルネーの1級畑「Clos des Ducs(クロ デ デュック)」は現在ドメーヌ マルキ ダンジェルヴィルが単独所有しています。
そのブルゴーニュ公の後を継いだドメーヌ マルキ ダンジェルヴィルがアルボワでワインを造る、
つまりブルゴーニュとアルボワが時を越えて再び繋がるということになるので、架け橋であった「Pelicanペリカン」をドメーヌ名に採用することになりました。

所有する畑はトータルで15haになりますが、古木の植え替えなどでまだワインに出来ない若木も多いので、現在は実質約10haの畑でワイン造りをしています。
全15haのうち、5.8haは2003年からビオディナミ農法を取り入れてワイン造りをしていた「Chateau de Chavanes(シャトー ド シャヴァネ)」が所有していた畑で、
アルボワの代表的な葡萄品種であるサヴァニャン、シャルドネ、トルソー、プルサール、ピノ ノワールが植えられています。
別の5haは「Jean Marc Brignot(ジャン マルク ブリノ)」が以前所有していた畑で2004年から2012年までビオディナミで運営されていました。
この畑は「Grand Curoulet(グラン クルレ)」と呼ばれているアルボワで最初に開墾された区画で、
素晴らしいサヴァニャンが出来ますが、現在ほとんどの木が植え替え中となっています。
残りの4.2haはアルボワ村の隣にあるモンティニー レ アルスール村の生産者で「ジュラの教皇」と呼ばれていた
「Jacques Puffeney(ジャック ピュフネイ)」から2014年末に譲り受けた畑で、こちらもアルボワの品種に合う素晴らしいテロワールがある畑です。

醸造所には空圧式圧搾機、選別用テーブル、温度コントロールのできるステンレスタンクなどの設備が揃っており、樽や大樽での熟成保管用の古いカーヴも3つあります。
泥灰土と粘土石灰質の畑で出来る5つの葡萄品種から3つの変化に富んだキュヴェを造っています。
ドメーヌ設立から最初の2年である2012年と2013年は天候が良くなかった影響から収穫量が非常に少なく、
2012年は18hl/ha、2013年は25hl/haしか葡萄が収穫できませんでした。
2014年は45hl/haと平年並みの収穫量となっています。

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