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ル・ボジョレー2023 マルセル・ラピエール

通常価格
5,060円 (税込)


多くの自然派生産者が影響を受けた自然派ボージョレーの造り手、マルセル・ラピエール(Marcel Lapierre)の定番ワイン。

生産者情報はページ下部をご参照ください。

●産地:フランス/ブルゴーニュ/ボージョレー
●呼称:ボージョレー
●ブドウ品種:ガメイ
●容量:750ml
●赤ワイン

2021年が初リリースのボジョレーです。2023年は流石に良いですね!レザンゴーロワとは違い味わいに深みがあり、旨味の充実した果実味と柔らかな酸、バランス抜群のエレガントなスタイルです。ガメイの底力を感じる完璧なガメイです。是非、お試しくださいませ。
(コメント2025.10)

以下インポーター資料です。
(2025.10 入荷時の資料)

品種:ガメイ
ランシエ (モルゴン村の隣に位置するコミューン) にあるラピエール家の所有する、花崗岩を主体とする3つの区画から造られています。トータルで2.5Ha、平均樹齢は70年で、SO2を使用せず、10~21日間のセミマセラシオン カルボニック。約6ヶ月間タンクで熟成させてから瓶詰め。通常この区画はレザン ゴーロワの為に使用されていますが、瓶詰されなかった2021年レザン ゴーロワの代わりとしてリリースされましたが、マチュー、カミーユ兄妹が想像以上の出来に納得し、その後もリリースされることになりました。なお、レザンゴーロワと違い、春に瓶詰めされました。

落ち着いた色調の澄んだ紫がかったラズベリーレッドの外観。

タイムなどハーブや薬草の香りを最初に感じ、 徐々にいちごやブルーベリーのジャムの様な香りが広がります。

紅玉のアップルフィリングの様なきれいで伸びやかな果実感。 徐々にフレッシュないちごを使用したストロベリーティーの様な旨味を伴った味わいを感じます。タンニンは繊細で、スムースな飲み心地です。

豊かな果実味と程よい酸のバランスが素晴らしく、ラピエール家の底力を感じられる1本です。

(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:19286
  • 750ml
  • 自然派

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  • 生産者情報

マルセル・ラピエール(Marcel Lapierre)


以下インポーター資料より抜粋

「偉大なる父の遺志を継ぎ、進化を止めない若き才能」

フランス自然派ワインの父、マルセル ラピエール。
彼は、「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派ワイン生産者が活躍しています。
その偉大なる父は2010年の秋に突然この世を去りました。
彼の早すぎる死を惜しむ声は、フランス国内にとどまらず世界中に広がり、 彼を慕う多くの人々が葬儀に参列したと言います。

ヌーヴォーに代表される庶民的ワインの代表でもあるボジョレーは、早飲みでフレッシュさが特徴とされ、一般的に品質を語る物ではありませんでした。
しかしラピエールのボジョレーは、そのピュアな味わいと、繊細かつ濃密で、
しかも熟成する事でより一層の魅力を増す、常識を遥かに越えるものであり、新しいボジョレーの世界を切り開きました。
名実ともにボジョレーのワインを代表し、自然派ワインをも代表するマルセルラピエールのワイン。
彼のワインを飲んで、真に美味しいボジョレーの存在を知り、自然派ワインの意義と、本当の素晴らしさを初めて感じたという人が日本にも多くいるというのも頷けます。
それだけの魅力と実力を持った生産者であった事は、言うまでもありません。

その偉大なる父の後を継ぎ、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざしたラピエール家のワイン造りを一手に担うようになったのは、
マルセルの長男マチュー ラピエールです。
2005年からドメーヌで栽培・醸造を担い、マルセルとともに偉大なヴィンテージも最悪なヴィンテージも経験したマチューは、
周囲の心配をよそにラピエールのワインを大幅に進化させました。
そのスタイルは「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいで、
古くからラピエールのワインを知る人曰く、1990年代初期のマルセル ラピエールのワインのようだとか。

このマルセルからマチュー、マルセルの甥のフィリップ パカレなどに連なる自然派ワイン生産者の系譜を辿ると、
ラピエールやパカレの師匠には、故ジュール ショヴェという学者がいます。
ショヴェ氏が造っていたボジョレーは、彼らにとっても記憶に残る最上のワインであったそうです。
しかしその味をただ真似るのではなく、彼ら自身の哲学によって最高のボジョレー、すなわちその土地の個性を表現する素晴らしい味わいに仕上がった時、
かつてのショヴェ氏のボジョレーをふと思い起こさせる事があると言います。
これが恐らく、彼らにとっての原点となる、本物のボジョレーなのかも知れません。
ラピエールは、その村や畑ごとの酵母にこだわります。
ワインに本当の個性やテロワールを映し出すには、とても大事なものだからです。
その為に畑では出来る限り自然な農業を行い、自然環境やその中にいる微生物を大事にしています。
その自然酵母によって健全なブドウを発酵させる事で、人々の心を動かすほどの素晴らしいワインが生まれるのです。

栽培・醸造において

栽培においては、その土地の個性を十分にいかす為に、化学肥料や除草剤、殺虫剤などを用いません。
健全で質の高いブドウを得る為に1981年からビオロジックによる栽培を行っており、収穫においては完全な手作業を実践しています。
この事は、安価で大量生産型のワインが当たり前となってしまったボジョレーにおいては、割の合わない手間のかかる作業と言えます。
しかし、ドメーヌの哲学、想いを表現するためには無くてはならない重要なプロセスです。
収穫されたブドウは、印象的な天井画が描かれた醸造所に運ばれ、果皮などに付着する自然酵母の働きによって発酵させます。
セミ マセラシオンカルボニックを採用し、じっくりと時間をかけて果汁がワインとなっていくのを見守ります。
その後、カジュアルクラスのレザン ゴーロワ以外のワインは古樽に移され澱(おり)とともに熟成を行います。
瓶詰めは原則ノンフィルタで行われ、顧客の要望に合わせて若干の亜硫酸を添加したり、添加しないといった形で対応します。

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